添え状のトピックスとしては次のようなものがある。
・申込案件提出の前にあなたが査定者と話し合ったこと。
あなたが理解している通りの同意可能なことの詳細、免除または変更できる要件、そのリスクの一時的な評価など。
・申込保険金額の正当性(被保険者の年収に対して)。
・保障の目的。
・特別な契約者、受取人、保険料負担者であることの基にある理由の説明。
・関連する申込書の数(特にそれらが同時に提出されない場合)。
・微妙な治療歴の詳細(アルコール、薬物乱用、精神障害など)。
・犯罪記録、破産や関連する財務上の困難、悪い自動車運転記録。
・一般的でない、または特別保険料が課される職業や趣味の詳細。
・顧客が服用している薬剤の詳細、処方薬と市販薬の両方。
・査定上問題となる可能性がある地域への海外旅行計画の詳細。
・予想される問題への説明など査定要求事項を完記することに必要可能性のある問題。
・他社加入状況の詳細。
・この案件があなたにとって特別に重要であるかの率直でざっくばらんな説明。 (MDRT資格の基準などの)締め切りがあるか。査定者がどのように手伝えるか。
添え状は募集人と査定者の情報交換の場である。状況に応じて必要なだけの長さであるべきである。この点においては短いことが常に有用であるとは限らない。
あなたが添え状で提供する情報が、保険 契約する上で必要な被保険者の告知を代理する場合があるかもしれない。その場合には、被保険者の署名のある添え状を用いて、それに証人としてのあなたの署 名をつけることである。さらに、保険会社に何か特別な規定がある場合は、その規定に従うことである。こうすることで、新契約申込の事案の承認が早くなり、 証券発行遅延となる要件を避けられるかもしれない。
添え状は新契約を動かす。成功している 募集人は、常に一流の添え状作家である。彼らの新契約は、まるで査定部門をそよ風の如く通過するのである。他方、成功していない募集人は、いつも販売の失 敗から地球温暖化まですべてにわたり査定部門を非難し、決して査定者の話を聞かないものである。