生命保険会社による生命保険販売の成功の鍵は、「生命保険申込者」「生命保険募集人」「生命保険会社の新契約引受査定者」の相互協力にあります。生命保険募集人である皆さんの認識も同じだと思います。
近年の生命保険販売における重要な変化は、申込者の積極的なかかわり にあります。生命保険募集人の介入の有無に関係なく、新たな保険販売システムは保険事業の未来を示唆しています。
銀行は生命保険会社と契約して保険販売と そのサービスを提供するようになりました。現在、保険代理店や保険会社のウェブサイトは21世紀の保険販売戦略の重要な一部分です。今日の見込客は生命保険や医療保険など保険加入の主導権を握っていると考えています。事実そうでしょう。
また生命保険会社の新契約部門内部において、新契約の引受可否の最終決定者は査定者であり、査定医ではありません。特に、中小生命保険会社においては人材 が少ないことから査定医は保険医学的査定のコンサルタント的立場にあります。保険会社に査定医の人数を確認してみれば分かるでしょう。
したがって主に環境 査定と体況査定(医的査定)を完結するのは新契約引受「査定者」なのです。