過去メルマガ記事掲載≪ギャンブル依存症≫
2014.11.17配信 ASSUMEメルマガ
カジノを中心とした統合型リゾート(IR)の開発を目的とした「特定複合観光施設区域整備推進法案」(通称:カジノ法案)が話題となっています。
カジノの解禁については慎重に議論を重ねる必要があります。
カジノとその周辺地域の問題や日本人のカジノ利用を許可するかどうかなどについても考 える必要があります。
ギャンブルにはまる病人も出てくるのではないでしょうか。これをギャンブル依存症といいます。
ギャンブル依存症とは、アルコール・薬物依存症と同じ精神疾患のひとつで、ギャンブル(賭博)に対する依存症です。
ギャンブルをしたいという強い欲求、やることへの執着があり、ギャンブルをしたいという衝動を自制できない状態です。
ギャンブルをすることが、経済的、職業的、人間関係的、心理的に好ましくない結果をもたらすほどになっています。
つまり借金など社会生活上の問題が生じているわけです。そのことを分かっており、やめなければならないと決意したり、約束したり、種々の努力をしてみても、結局ギャンブルをやめられずに反復します。
さらに、ギャンブルにはまる以前にはなかった人生上の問題や人格的な問題に、周囲も困ってしまいます。
医療保険の入院給付金支払日数の長い疾患に、統合失調症やうつ病などの精神疾患があります。
1回の入院が数か月となることもざらです。
ギャンブル依存症も同じです。
パチンコ、競馬、競輪などでお金を費消してしまいギャンブルの資金が枯渇すると、ギャンブル依存症の診断で入院して軍資金を確保するということです。
こうなると、複数の生命保険会社への医療保険の多重加入も問題ですよね。