過去メルマガ記事掲載≪青い?≫
2014.12.15配信 ASSUMEメルマガ
青は光の三原色の1つですが、言葉としての「青い」には未熟、初心、乳臭いなどの意味がありますね。若年者のことを青年ともいうように、若いという意味もあります。また青い鳥のように希望の象徴でもあります。
英語でブルーマンデーという言葉があるように、会社へ行くのがつらい憂うつな月曜日という意味もありますね。
白い光は、赤、青、緑の光が混じり合ってできます。昔、子供心に交通信号機の光が、「青になったら横断歩道を渡りましょう」と言われてきましたが、どう見ても青信号は緑色にしか見えないと思っていました。
大人は間違っている。
私は「緑になった ら横断歩道を渡りましょう」が正しいのだと思っていました。
中国語では青という字が緑と同義に扱われていることから、青信号=緑信号と考えるのも間違いではないようです。
青色発光ダイオードの研究で、3人の日本人が今般ノーベル賞を受賞しましたが、この発明によって初めて信号機が青色を発光するようになったと言えるでしょう。
徳島県では、1994年に全国に徳島県 徳島市の県警本部前の交差点 に先駆けてLED交通信号機が設置されました。
もうあれから20年ですね。
それほど青色を作るのが難しかったということなんでしょう。
今年から、春の桜に加えて、目黒川の冬のイルミネーションとして「青の洞窟」が実施されています。
しかも夜の17時から21時までですから、この時間帯に観賞しに集まる人々が集中し、ものすごい人波です。
夜の闇に、桜の木が青く輝き、その青い光が川面に反射して幻想的な空間となっています。
橋の中央に立ち、欄干から目黒川を眺めれば、確かに「青の洞窟」です。
新しいデートスポットができたということです。
「青の洞窟」もノーベル賞の影響によるイベン トなのでしょうかね。
2014年ノーベル物理学賞を受賞された、赤勇終身 教授(名城大学)、天野 浩 教授(名古屋大学大学院)、中村修二教授(カリフォルニア大学)に心よりお祝い申し上げます。
青色発光ダイオードを通じて、日本の技術が世界に 浸透して行くことを願ってやみません。